物流業界でできるSDGsとは?

運送業界におけるSDGsの課題と目標

エネルギー

生活するうえで欠かせない電気や化石燃料といったエネルギーは、地球温暖化のスピードを速める要因の1つです。これらの二酸化炭素を排出するエネルギーを慎重に使用するために、物流業界では低燃費車やハイブリッド車の導入に取り組んでいます。

気候変動

「脱炭素社会」の推進による気候変動を抑えるための取り組みも、SDGsの目標の一つです。物流業界では、急ブレーキ・急アクセルを控える「エコドライブ運転」を心掛けています。エコドライブ運転によって、地球温暖化を加速させる二酸化炭素の排出量を抑えられます。

運送業界におけるSDGsの取り組み

物流総合効率化法の改正

物流総合効率化法は2016年10月に改正されました。物流業界において定められた業務効率化事業を行う場合、事業に係る費用を減税や補助金などで支援するという内容が加わっています。

ホワイト物流推進運動

トラックドライバーの労働力拡大を図る取り組みのことを指します。労働時間や福利厚生の改善によって人手不足を解消すれば安定的な物流を実現できるだけでなく、女性や高齢者が活躍できる場も得られるでしょう。

グリーン物流パートナーシップ

「二酸化炭素の排出量を減らすための低炭素物流」を目的に掲げている団体です。物流設備の省エネ化や運送の効率化といった低炭素物流を目指した取り組みを推進しています。

共同配送

複数の事業者が1つのトラックを共有して積載効率を高める施策のことです。少ない配車数で効率的に配送を行えるので、エネルギーとコストの両方を削減できます。

モーダルシフト

モーダルシフトとは、これまでトラックで行っていた荷物の輸送を鉄道や船舶へ変更することを指します。共同配送と同じように、多くの荷物を積載量の大きい乗り物に積んで運ぶことで、トラックの数を削減。エネルギーの節約を狙えるのがポイントです。

物流業の課題をDX化で解決!

物流業界でできるSDGsは、エネルギー消費量と気候変動が大きな課題となっています。どうしても二酸化炭素の排出量が多くなってしまいがちな物流業界。コストカットのためデジタル化を進めるのがおすすめです。紙媒体でやり取りしているものがある場合は、電子化することでドライバーの軽減負担と資源の節約につながるでしょう。

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